01年8月戸隠山行記録



幹事の皆様本当にご苦労さまでした。まずは日野会長挨拶からです

KSTAC戸隠 2001参加の皆さん
                      8.6 日野正紀

岩永君を中心に企画されたOB会夏のイベント「KSTAC戸隠 2001」は、
1期から53期まで巾ひろい年代の皆さんの参加を得て、今年も成功裏に終わりま
した。ご同慶のいたりと存じます。

今回も養田さんや今君、梅村君など卒業以来と思われるメンバーが参加され
て盛り上り、また蔵野夫人や石田夫人、長谷川範子さん、梅村くんの家族の参
加を得て華やかなイベントになりました。
これも岩永君の木目細やかな総指揮と石田君、蔵野君、横山君、長谷川君な
どの見事な補佐によるものと思います。感謝いたします。
また何時もながら参加の皆さんが自らの役柄を弁え進んでイベントを盛上げ
ていく姿にしみじみとKSTACOB会の素晴らしさを噛み締めています。
それにしてもあの豪雨のなか乙妻山まで行った吉田君、三橋君の馬力には驚
きました。各隊の報告が楽しみです。

登山本部の伊藤君ご苦労様でした。来年も楽しい思い出を作りましょう!

解散前に撮影された記念写真です。
画像をクリックしてください


各隊記録(敬称略)

◎8月3日


◎8月4日


◎8月5日



「KSTAC戸隠2001」山行報告書

◎「KSTAC戸隠2001」の概要
1. 経緯と目的
'99年、横尾右俣・上高地での60周年記念山行、'00年の吾妻山行に続いて、「山においてOB相互の
親睦を深める」ため、入山しやすい、体力に応じたコースが選定できるなどの理由により、今年は
戸隠で実施することにした。

2. 期日
2001年8月3日(金)〜5日(日)、4日が外出日、紅茶会。

3. 場所
長野県戸隠キャンプ場(バンガロー10棟とテント3張り)とその周辺の山。

4. 参加者とコース、参加者40人、8コース。

(1)乙妻山往復:24期 吉田(L)、27期 三橋。
(2)高妻山往復:20期 宍戸(L)、19期 手島、23期 山本、25期 蔵野、29期 廣畑、
        29期 小林。

(3)戸隠山廻り:31期 齊藤(L)、45期 横山。
(4)飯綱山往復:46期 石田(L)、石田夫人、49期 長谷川、53期 長谷川。
(5)黒姫山A隊:16期 日野(L)、9期 伊藤、14期 松室、15期 伊藤、15期 鈴木、
        16期 石松、16期 土屋、17期 馬目。

(6)黒姫山B隊:21期 宮原(L)、21期 立松、23期 岩永、25期宍戸、27期 瀬上。
(7)奥社鏡池隊:21期 高柳(L)、1期 山本、1期 養田、2期 田中、13期 横山、
        25期 蔵野夫人。

(8)散策組(4日入山):26期 今、31期 中川、41期 梅村家族(計5人)。

5. 登山本部
31期 伊藤孝 156-0043 東京都世田谷区松原5-35-15

6. 現地連絡所
戸隠キャンプ場管理事務所(026-254-3581)381-0041 長野県上水内郡戸隠村大洞沢3694。
戸隠村役場観光課(026-254-2326)。

7.実行委員
23期 岩永(まとめ)、25期 蔵野(食料)、45期 横山(会計)、46期 石田(食料)、47期 長谷川(保険)。

◎「KSTAC戸隠2001」全体の記録
8月3日(金) 晴れ
12時40分:キャンプ場着。バンガロー代、キャンプファイヤー代を支払い、駐車券10枚をもらう。
バンガローはNO1〜8と14、15 の10棟。バンガローに表札(入居者名)を付けて回る。
13時頃:29期小林が来て手伝ってくれる。 バンガローの近くにビニールシートを広げて食事の場所
を確保する。管理棟で参加者を出迎える。バンガローの近くには9期伊藤、15期鈴木がテント
とタープを張って寛いでいた。
14時過ぎ頃から:皆さん続々と到着。飯綱に登ってこられた15期伊藤着。場慣れした伊藤は
バンガロー近くの牧場入口の無料駐車場に車を止められたとのこと。
15時頃:21期高柳、16期日野、1期山本、養田、2期田中らは奥社方面へ散策、スケッチ。この頃、
飯綱に登ってきた、20期宍戸、24期吉田到着。
また、25期宍戸は野尻湖でウィンドサーフィンをやってきたとのこと。
16時前:長野のスーパーで食料買い出しを終えた25期蔵野夫妻、45期横山、46期石田夫妻が食料を
満載して到着。この頃、飯綱を登ってきた13期横山、21期宮原、立松、27期三橋到着。
16時頃:持ってきたブロックでバーベキュー用のかまどを3つ作り、食事の準備。
17時半:食事、バーベキュー。 皆さんが持ちよった椅子に腰掛けたり、座ったりして食事。食事中、
飯綱山の一角にある高デッキ山の右側が突然、浩々と明るくなる。すぐに月が昇り出す。とて
も早い。ちょうど満月だった。
明日の行動食(フランスパン、ソーセージ、蜂蜜各1、チーズ3個)を配分。
食後はかまどを囲んで話し込んだり歌を歌ったり、オカリナやハーモニカに耳を傾けたり
してときを過ごす。
21時半頃:解散。それぞれのバンガローへ。
午前1時頃:47期長谷川夫妻到着。

8月4日(土) 曇り、激しい雷雨、曇り、時々小雨。
若干のコース変更あり。
(3)戸隠隊の13期横山が(7)の奥社隊へ、(3)戸隠隊の23期岩永が(6)の黒姫B隊へ、(2)高妻隊の
27期三橋が(1)の乙妻隊へ。
また、(7)奥社隊については、行きは車の方がいいとの提案があり、13期横山に鏡が池のどんぐり
ハウスまで1期、2期の御3方を送って頂くことにする。横山がキャンプ場に帰ってから21期高柳、
蔵野夫人と横山の3人は歩いてどんぐりハウスへ行くことにする。
朝食はラーメンと焼きそば。各人が作って食べ出発。
4時半:一番早い(1)乙妻隊は出発。一番遅い(4)飯綱隊は9時出発。
9時40分頃から:ものすごい雷雨が始まる。
13時頃から:雷雨のため帰着する隊あり。
ほぼ予定通り行動した隊:(1)乙妻隊の2人、(2)高妻隊の6人のうち2人、(3)戸隠隊の2人、
(7)奥社隊の6人。
16時頃:全パーティー帰着。
今日、入山予定の26期今、31期中川そして41期梅村家族も入山。48期千葉家族4人は子供の発熱
のため途中から引き返したとの連絡が入る。
15時半頃から:時々、小雨がぱらつく中、夕食カレーの準備。バンガローの近くの裸地に係りの人
4人でキャンプファイヤーの薪を組んでくれる。
17時頃から:夕食大鍋で炊いたご飯も美味しい。 感謝。ただし、岩永は登山本部の伊藤に電話する
のを忘れ、食事中、本部の伊藤が宍戸の携帯に電話を入れる。
19時:紅茶会。点火式は1期の山本、養田、2期の田中に、乾杯は9期の伊藤にお願いする。16期
日野OB会長の挨拶、実行委員や協力者に感謝、夏山初参加者の紹介。各リーダーによる今日の
報告。ここまで、司会は岩永
紅茶会司会は27期瀬上、三橋。ファイヤーの管理は25期宍戸がやってくれる。慶応「楽友会」と
「マンドリンクラブ」の演奏する、1期永井先生作詩、1期山本作曲「惜春の譜」をラジカセにより
発表。山の歌を歌う。24期吉田のオカリナ、15期鈴木のハーモニカ演奏あり。途中、神奈川の
「どんぐりクラブ」のかわいい子供達の飛び入りあり。
何とか雨も降らず、「山の歌」(守れ権現)と「旧き友よ」を歌い、9時20分頃無事終了。
終了後、20期宍戸下山。

8月5日(日) 晴れ
6時半頃から昨日の残りのご飯で作ったおじや、カレースープ、ラーメン、やきそばなどで、朝食。
5時頃:31期斎藤は下山。14期松室、15期伊藤、16期日野、 16 期石松、16期土屋は黒姫に再度
挑戦のため出発。
5時半頃:17期馬目も仕事で大分の津久見へ行くため出発。
7時半頃:残りの人達を対象に集合写真を撮る。
後片付け。残った食料を配分。炊事道具は石田に持っていってもらう。
8時前:13期横山、21期宮原、立松、27期三橋は一夜山に向け出発。
47期長谷川夫妻は、今日は秋田へ行き、その後、北海道へ行くとのこと。
10時頃:全員が出た後、管理事務所にお礼に行き、本部の伊藤に無事解散した旨電話する。

◎各隊の記録と感想(4日)
各隊の記録を参照

◎前後の山行の記録と感想(3日、5日)
各隊の記録を参照

◎会計報告(45期 横山)、8月20日現在。
●収入
会費 350,200
寄付(20期宍戸様) 3,000
-----------------------------------------------
合計 353,200

●支出
バンガロー代 5,000×10棟×2日 100,000
キャンプファイアー代 25,000
食糧/飲料 148,616
燃料(薪、木炭、ガスボンベ) 5,839
雑貨類(紙皿、ブロック等) 12,845
通信費(封筒代等を含む) 14,200
-----------------------------------------------
合計 306,500

●剰余金
353,200 - 306,500 = 46,700

注: 山岳保険の保険料の分はこの表には含まれません。

◎「KSTAC戸隠2001」の反省
1.全体
(1) 下記のような日程で準備を進めたが、6月30日の幹事会をもう1週間早くすると
参加不参加、コースの決定などに少し余裕が持てた。(下線部は発送書類)

4月7日幹事会 場所:戸隠、日時:8月3日〜5日など決定。
4月 バンガロー予約、計画立案、
4月下旬 OB総会案内状に夏山の計画と参加調査はがきを同封。
6月2日、3日 戸隠へ下見。
6月9日 OB総会でPR。
6月 ホームページでPR。
6月30日 幹事会、参加人数把握、計画煮詰め。
7月9日 最終申込書発送(約80通)。
7月20日 申し込み締め切り。
7月 食料計画、コース割り振り、リーダー決定、保険加入。
7月29日 計画書送付(約35通)。
8月3日〜5日 当日。

(2) 当初、食事は、紅茶会の夕食以外は各グループで準備して作るとしていたが、途中で
変更し、すべての食事は実行委員が計画、準備することにした。この変更を参加者
全員に確実に周知徹底できなかった。

(3) なるべく多くの人に参加してもらうことを重要と考えるなら、小屋(貸し寝具あり)、
食事付き(個人で炊事道具を持っている人は意外に少ない)が良いと思う。

(4) 保険は3泊4日で500円で済んだ。昭文社刊「エアリアマップ」の赤実線の登山道
(一般道)ならこれで十分。

(5) 集合写真は、全員がいた4日の夕方撮るべきであった。
  
2.食当の反省(25期 蔵野)

皆様より食事計画についてご賞賛頂き恐縮します。しかし我ながら良い計画書と思いましたが、多々知識・経験不足でその数量に全て多めの容量となり余り物多く、皆様の負担額を多くした事お詫びします。

肉類はまずまずの数量と思いましたが、野菜類は半数でよかったと感じます。キャベツは購入時半数に減らしましたが、それでも残りました。きゅうり、トマトなどそのままかじって食べてもらう事でしたが売れませんでした。

驚いた事にビールも大量に残りました。3夕+4夕の食事では大人延べ69名ですので、24本入りケースx7箱=168本、 即ち1人当り2.4本の計算でした。勿論飲まない人もいますが、逆に沢山飲む人もいる訳で、不足するのではと心配でした。結果的に残ったということは、どなたか大量の差し入れがあった事と思います。有り難う御座いました。
また大量のビールで、焼酎・ウイスキ・コーヒー・日本茶も残りました。

4朝の「インスタントやきそば」と「カップラーメン」はセットで食してもらう筈でしたが、どちらも1ケだけで済まされたようですね。 でも外出への時間短縮にはなったと思います。 4昼のフランスパンのアイディアもよかったと自負しますが、豪雨の中ではしけた食事だったと思います。蜂蜜はおみやげになったでしょうか? 「まるは」のソーセージは如何だったでしょうか?

燃料は炭でと当初考えていましたが、お湯・ご飯・カレーなど作るには薪の方が火力ありました。 ブロックで作ったカマドは有効であったと思います。

これら大量の食材を洗って刻んで調理して下さった方々、火をおこし火の番をして下さった方々(梅村さんの長女さんも)、 鍋・釜を洗って整備して下さった方々のご援助の下に、和やかな食事が出来た事感謝します。
そして準備に強力を発揮して頂いた46K石田さん夫妻、45B横山さん、そして岩永さん、有り難う御座いました。 次回の為に反省を込めて。

本件に関し、今回参加した妻よりコメントありました。と云うのも4夕のカレーのご飯に感激したからです。30cmの鍋で作るご飯には期待していなかった様ですが、一口食べて「おいしいーーー!!!」 と。 帰ってから、我が家にも30cm鍋があること、また最近は大家族集合の食事もないことから、台所のスペースの為)、寄付する事に決定しました。 次回来年の計画に組み入れ願います。
今回20M宍戸さん、29I小林さんなどに、、道具の持込お願いしましたが、助かりました。ゆっくり次回の計画を練りましょう。


−以下蔵野氏感想−
23M 山本さん
セドリックでスーパーでの駐車が困難との事。やはり飛行機と車では操縦が違いますか。 飛行機で空を
飛んでいる時は操縦桿で思いのままでしょうが、地上でTAXIしている時右旋回だから左エンジン噴か
せと頭の中に入っていても、スーパーの駐車場で「右のスペースに駐車するから左エンジン出力最大」と
言ってもそのレバーはないので、アタフタしているのと違いますか?  またジャンボといえどもバック
は出来ないので、山本さんも地上の車でのバックの仕方を再履修する必要があるのでは?

27E 三橋さん
伝統の歌が間違った方向へと進んでいるのは残念です。27期は8人もいる中で、出来の一番悪い奴がただ
一人参加したせいかもしれませんね。 次回斐雄先輩の個人指導を受けてから紅茶会に出席下さい。

日野会長へ
5日黒姫山再挑戦で登頂された由。 その頑張りに敬服します。 ただここ戸隠キャンプ場はすばらしい所で
あったので、来年に残しておいてくれても良かった気もします。(登頂出来なかった者の一人より)

− 以 上 −

戻る