飯綱練馬隊


飯綱山・練馬パーティ
メンバー:20期宍戸俊雅、24期吉田浩二

<記録>
気象:晴れ(但し山頂はガスで視界が得られず)
05:00     宍戸、谷原で吉田をピックアップ
         関越、上信越、信濃町・野尻で降りて南下
08:05     飯綱山西側登山口到着 身支度
08:30     出発
09:30-09:40 休憩(萱ノ宮を過ぎて視界のあるところ)
10:30     飯綱山頂上/視界利かず
11:00     下山開始/途中お花畑で写真撮影
11:40-11:55 横山・横浜パーティと歓談(萱ノ宮の少し上)
12:40     登山口到達

<これ以下2行参加者以外秘>
13:00     戸隠温泉(入湯料¥600)/生ビール
15:30     温泉発
15:45     戸隠キャンプ場着 先着パーティに合流

<吉田の感想>
緩やかな歩き出しは、かかり難いエンジンになんとも有難い。
両足の静脈瘤を手術(バイパス血管の除去)された宍戸さんの
山歩き試運転とあって、「お好きなペースでどうぞ」とトップ
を、お願いしました。
ところが、予想に反してスタスタと快調な足取りで、全く心配
のないことが分かり、すっかり気楽になりました。

萱ノ宮を過ぎてしばらく登ると右手の視界が開けて、はるか下
のゴルフコースが見える場所で、始めの一本を立てました。
と、上から足音が聞こえ振り仰げば、15期の伊藤昌弘先輩が
単独で降りてこられました。
6時半に南口から直登されて、こちらに降りて来ましたと、そ
こらあたりをちょっと散歩してきたかのような涼しい顔です。
横山・横浜パーティが約1時間半のタイム差で登る予定を伝え
て、分かれました。

山頂近くなると、お花畑が出て来ましたが、帰りがけに観賞す
ることにして、そのまま進みました。
山頂には、やや若い女性二人連れと年配の夫妻の先客だけで、
静かなものです。
残念ながら、隣の黒姫山や戸隠山はガスがかかってしまい
眺めることが出来ません。
何時ものように、オカリナを3,4曲吹奏して、写真撮影
の後、戻ることにしました。
偽ピークまで戻るとヤナギランが群生しています。奥宮に
お参りし、その脇の紫のウツボグサを見つけました。

私の花知識はまだ不充分ですが、それでもかなりの種類を
見分けられました。
列挙すれば、マルバダケフキ、ミヤマシャジン、ヤマオダ
マキ、マツムシソウ、ギボシ(何ギボシかは?)、ヒメトラ
ノオ、カワラナデシコ、ヤマアジサイ、シシウドなどです。
山中沢山見えたのは額アジサイかと思っていましたが、帰って
から図鑑に照らしたところ、ヤマアジサイのようです。
途中行き違った小学生の団体は、総勢100人を超すかに
見えました。元気なグループを先頭に、最後尾は運動不得
手のような子や肥満気味の児童で、うんざりした表情が微
笑ましいのも、心が和みました。

行きに一本立てた場所を少し過ぎた時、例のサンダル履き
の13期横山さんを先頭に、21期宮原・立松、27期三橋各
氏からなる横浜パーティ(YBP: Yokohama Vicinity Party)
に出会い、情報交換しました。
横山さんから、バンダナを萱ノ宮のところに置き忘れたら
しいので、撤収して欲しいと頼まれました。
萱ノ宮付近を、かなりしつこく捜したにもかかわらず、見
つけられず諦めました。あの横山さんが、人のものを持ち
去ることがあっても、自分のものを置いていくとは信じら
れなかったからです。
この山は、出だしがゆるく、途中で適当な登りになり、最
後はまたゆるくなって、適当に息を整えられるコースで、
ファミリィー登山向きと感じました。
早めに降りてこられた余禄として、温泉に入ることが出来
ました。
湯上りの生ビールで腰が据わり、漬物をつまみに3時半
まで、宍戸先輩とホンダの話あれこれでたちまち時間が
過ぎました。
ウサギの休んでいる間に、YVPカメさんが先に着いたか
もしれないと危惧しつつ、キャンプ場へ着けば、入り口
で岩永さんが出迎えてくれました。
宍戸さんが卒業された直後に入部したこともあって、OB
会の指導を受けた思い出は数多くありますが、二人きりで
山を歩いたことはありませんでした。
今回始めてご一緒して、元気印のシニア予備軍の一人と確
信した次第です。
お蔭様で楽しいウォーミングアップが出来ました。


戻る