F隊記録
F隊メンバー:19期手島、23期山本、山田、久保田、川崎、斎藤、 岩永(L),24期吉田、森田の9人。
8月4日(金) 晴れ、夕立
12:10 福島駅西口集合
8月1日から前山行として、蔵王と姥湯から東大巓へ行っ
ていた山田と岩永が福島駅に着いたとき、新幹線で来た、
手島、山本、久保田、川崎、森田の5人は既に到着していた。
駅で昼食を摂る。
13:20 福島駅発
買い出しを済ませた野口車の斎藤、吉田およびG隊の 寺西、K隊の野口、
そしてそれぞれ車で来たK隊の横山、 石田も合流。合計13人、
4台の車に分乗して福島駅を出発。
13:50 着、14:25発 不動沢橋登山口。
1台の車は浄土平まで行ったらしくしばらく待つ。よく目に 付く標識が
「つばくろ沢休憩所」となっていためか。
買い 出しの食料を分担してかついで出発。先頭は、お年寄り 登山になれ
た吉田にお願いする。
13人も並んで歩くのは 何年ぶりだろう。
15:05 着、15:20発。賽の河原で小休止。
16:15 吾妻慶応山荘到着。
家形山への道から分れて慶応山荘への道を少し進む と湿原の木道を歩く。
気持ちのいい場所だ。
ここを過ぎ ると針葉樹林となり、少し開けた場所に山荘は建っている。
15期の伊藤さんはすでに到着されていた。
小屋の前で 直ぐに酒盛りが始まる。
久し振りの山行だというのに ビールを3キロ担ぎ上げた人やワイン3本
持ってきた人 もいる。
8月5日(土) 晴れ後曇り、雨 。
F1隊:主稜を東大巓まで往復。
F1隊メンバー:23期 山田、岩永(L)、24期吉田の3人。
5:50発 西大巓のK隊、東大巓ー深沢の伊藤、寺西隊が出た 後、
東大巓往復のF1隊も出発。
6:30着、6:40発。 五色沼の分岐。
五色沼、一切経が見える。
学生時代、スキー合宿に来ていて両手を広げると坂 を登る位風が強かった
のはこの付近だったろうか。
この付近と家形山への登りは岩と土の荒れ地だ。
7:50着、8:10発。 ニセ烏帽子。
家形山を過ぎると樹林帯となる。兵子を越して姥湯へ 下りる道を右に分ける
あたりから笹が道にかぶさり 始める。
しかし、西大巓隊と深沢隊が露払いをして くれているおかげであまり濡れな
くてすむ。
だが、 樹林の中の道が”グチョグチョ”であるのには閉口 する。
9:15着、9:30発。 昭元山。
烏帽子の頂上から南側の眺望は開けている。しかし、中 吾妻や東吾妻が
ちょっと見える程度で、すぐにガスがか かってしまう。
烏帽子からの下りはこのルートで唯一の岩 だらけの下りだ。
10:25着、11:15発。 東大巓。
モグチョグチョ”を過ぎて、東大巓に近づくと高層湿原が 現れる。
縦走路から南に外れた東大巓の頂上に行き、 記念撮影。その後、湿原の一角に
陣取り昼食。コーヒー、 レモネードを沸かす。
12:05着、 12:15発。 昭元山。
ここでとうとう雨が降り始め、雨具を付ける。
12:25着、13:05発。 烏帽子。
屋根のようになった樹林の中でしばらく休む。このころ には雷も鳴り始めていた。
15:20 慶応山荘着。
雨と雷に追われるように小屋へと急ぐ。
ほとんど全身ずぶぬれ。
下半身の雨具を付けなかった こともありズボンで集めた水分を靴の中に
集めたため 3人とも靴が鳴っていた。
このピッチは2時間15分歩いた。
F3隊(含F2隊):一切経山経由鎌沼方面(数十年振りの山行というメンバーも数名 あり、安全に完遂できる外出先を選定)
F3隊(含F2隊)メンバー:19E手島、21M高柳(D隊)、23M山本(L)、久保田、 川崎、23C斎藤、24A森田の7名。
06:50 山荘発
川崎をトップに快調なペースで登る。途中の尾根で全員で記念撮影。
07:35 〜 07:55 五色沼家形山分岐
眼下の五色沼の色合いやその変化に各々感激。
08:30 〜 08:50 一切経山頂上
この頃まだ天気も良く、山頂より主脈もよく見える。少し緊張の溶けた
メンバー間でチェコレートの分配などあり、本日の目的地の鎌沼を確認。
09:35 酸ヶ平を経由し鎌沼西岸お花畑着
ここで協議の結果、時間的にも余裕があるため、手島、 山本は東吾妻
まで往復することとしF2隊が復活。
残留隊もこの間移動し浄土平で合流することになった。
鎌沼隊
10:00〜11:00 お花畑
この後快適な板敷きの道と
歩きにくい階段の道を経て
浄土平へ
11:50 浄土平着
東吾妻隊
09:50 鎌沼発
10:30〜10:45東吾妻山頂
雲で眺望きかず
11:15 姥が原登山口
11:50 浄土平着 合流
12:45 浄土平を一旦出発するも突然雨が激しく降り出し 天文台に避難する。
13:00 再出発
13:45 〜 14:00 一切経山尾根筋
出発後再び雨となり、雨具着用。更に雷まで発生。
14:15 一切経頂上 雷雨激しくなり、落雷を避ける ため、足早に頂上通過。
15:00 〜 15:15 五色沼家形山分岐
雨のためず全員ずぶ濡れになるも、雷雨からは開放される。
15:50 慶應山荘着
帰路は里心の誘惑に負けて浄土平まで下ったが、一切経を殆ど 麓から登り直すことになり浅慮を反省。
しかしいささか体力に 不安のあったメンバーも今回の経験で少し自信を取り戻し 来年以降への希望を繋ぐ山行とはなった。
(F3隊記録 山本)
夕食後、紅茶会の前に、8月2日、三田の現役遭難について 日野さんが報告され、全員で黙とう。
川島君のご冥福を祈る。 1期の山本さんが作曲された”惜春の譜”を山本さんの指導 で歌う。
その後、自発的に歌う紅茶会となる。
8月6日(日) 晴れ後雨
8:00 山荘発。
集合写真を撮り、兵子から姥湯へ下りるD隊(清水、宍戸、
加藤。それに日比谷と寺西)、
安達太良に向かうA隊(横山、 宮原、立松、三橋)、
浄土平に向かうA隊(伊藤)、
一切経 に向かうC隊(山本夫妻と瀬上)を見送って、
F隊の 9人、M隊の3人、N隊の2人、K隊の3人、H隊の
川本と D隊の高柳の19人で不動沢に向けて出発。
9:30着、9:40発。 賽の河原。
10:30着、10:40発。不動沢駐車場。
駐車場の手前の沢でどろどろの靴を洗う。4台の車に分乗
して安達屋旅館に向かう。
10:50着、12:50発。安達屋旅館。
安達屋さんで風呂に入り、昼食を摂る。日野さんのご配慮
により朝食室らしい部屋で寛がせてもらう。
C隊の山本夫妻 と瀬上も合流する。ここで、解散。
旧い山の友との久しぶりの山行は昔話に花が咲き、楽しいひとときであった。
花の盛りの頃、弥兵衛平や谷地平をゆっくり散策してみたいし、雪がある内に 小屋をベースにして歩き回ってみたいと思った。 (岩永)
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感想 24期 吉田
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