八方尾根〜唐松岳
日程:2002年3月9日〜13日
参加者:国井、高木、野崎
3/9
23:00 新宿集合 齊藤さん、千葉さん、石田さん夫妻の見送りと餞別を頂く。感激
23:50 急行アルプス発
3/10 晴れのちガス
5:38 白馬駅着 八方のリフトは8:00から運行するものと聞き、のんびりと朝食と共同装備の分担
國井27kg 高木25.5 野崎28で野崎から共同装備をすべて奪う。
7:00 バス発
7:30 ゴンドラ乗り場 既に運行中
8:45 八方池山荘を出発 日曜だけあって登山者が多い。唐松まで行く人はすべて日帰りだ。
9:45 八方池ケルンで休憩 ここらは風が強い
11:00 2230mで休憩
11:45 2361を越え、丸山ケルンの登りの手前 ペースが落ちている 20分ほど休む
12:40 丸山ケルンに達し、テント場探し。ケルンの磁石で真南の30mほど離れた所に張ることにする。ガスがではじめる。
15:30 防風ブロック作りに手間取り、張るのに梃子摺る。赤旗は8本ほどさしてくるが、既にたくさんある。
3/11 朝ガス、後晴れ
4:40 起床 昨夜は5時間ごとにおきることにしたが、雪は掻き出すほどついていない。
山行中、テントの入り口の雪を少し何度かどけるぐらいで雪は積もらない。
6:40 発 赤布は設営で何本か使っているため、11本もっていく
7:45 2554m手前で休憩 途中ラッセルは特になく、赤旗も挿してきて、また視界も全く無い訳ではないので進むことにする。
8:40 唐松小屋付近で風を避け、休憩 しかし全然避けれていない。目出帽無しの國井はつらそう 視界は既にだいぶ良い
9:20 登頂
9:44 八方尾根への下り口で休む
10:30 テントにつく 赤旗は8本になっていた 雪洞を掘る斜面を探すが、特にいいところは無いし、
下まで急なところは嫌なため、テントの風上3mくらいのところに作ることにする。
入り口の天井があまり厚くないことなどでツェルトを上手くかけられない。
19:10 寝る 3時間ごとに入り口を確保することにするが、苦しくて21:30に起き掘ったあと、3:00まで寝てしまう。
3/12 朝晴れ、後ガス
9:30 起きる 今日は雪洞を掘るだけなので遅く起きる 入り口確保と朝食に手間取り、雪洞の掘り始めは遅い。
昨日のように入り口が吹き溜まりになることをさけれる斜面を探す。
テントから西へ40mほどのところに入り口が南となる雪洞を掘る。
明日のアタック國井は参加しないというため、状況がよいときだけアタックすることにし、無線の確認をする。
気象図では高気圧が張り出してくるようだ。
19:30 寝る すべてが遅くなり寝る 3時間ごとに入り口を確保することにするが、結局寝こんでしまう
3/13 晴れ後、風が弱まる
4:00 高木起床 雪洞だと出発が遅くなるため、せめて入り口確保
4:30 起床
6:40 テントに荷物を移し、出発 赤旗は4本
7:10 2554m手前で休憩 野崎が風が強いから戻ろうというが、様子を見る
7:40 風が弱まり出したことを確認し、続行するが國井が天気がいいからと登ってくる八方尾根
の終点で唐松側は風が強いからと國井が一人で引き帰すが好天であるため高木と野崎は進む
8:20 登頂
8:30 下り始める
9:45 テントに着く 雪洞を潰しにかかるが、最初のは潰れないテントのポールは曲がっている
11:15 下り始める
12:10 第3ケルンで休憩
12:38 八方池山荘着
15:00 新宿行きの高速バスに乗る。
感想会 (記録:高木)
野崎
・ 尾根沿いを登る雪山は始めて。安全に登れた。
・
岩稜はそれほどでなかった。(当初、準備会で岩稜歩きを目標に挙げていた)
・ 風が強かった。
・ 雪洞は掘れてよかった。
國井
・
ペースが定まらなかった(先頭を歩いていた)
・ 下山中、リフト乗り場近くの小屋が見えてから油断し,道を少しはずれた。
・
雪洞は問題無く作れた。(入り口が降雪でもないのに埋りと空気穴から雪が入ってきた)
・ 防風ブロックは勉強が必要(ポールが曲がった)
・
雪洞が寒かった。
高木
・ 風が強い中、テントが張れて良かった。
・ 赤旗が25本もっていって10本以上失った。
・
道具を風に飛ばされたりして無くした。
・ 行動中に極度のホワイトアウトを体験しなくてよかった。
係の反省
食当:野崎
・ 水の管理が上手く行かなかった。水の分量とか
→今後、水作りは食当の管轄にする(國井)
料理の感想
野崎 すべて美味しくない。原因は不明
國井 食べれた。問題無い。食べはじめが遅い。朝のそばはよくない。
野崎 品目が少ない。
高木 問題無い。ペミカンを使った時に煮込まないほうがよい。米が遅い。アルファー米を食べてみる必要がある。
気象:國井
用紙が足りなかった
今回の失敗
國井 少し道を外れた
野崎 風が強く、対策が甘かった。ゴーグルで視界が悪い。
→曇り止めをつかうべき(國井)
高木 歩くとき間隔が問題。風が強い中では意思の疎通になる。
野崎 1度目のアタックの下りにバテた。
OBからのアドバイスは 山行検討会(02/04/24) をご参考下さい。