白馬・朝日 記録:23M岩永 写真:23M山本
目的地:蓮華温泉から白馬、朝日への花の周遊
メンバー:L岩永(23M)、SL宍戸(20M)、宍戸(夫人)、山本(23M)
8月2日(火)曇り、雨 −入山、蓮華温泉へ−
こまくさ荘集合予定の時間15:00に山本さんを乗せた岩永車遅れる。宍戸車に4人乗って蓮華温泉へ17:00頃到着。雨に降られて宿に駆け込む。夜、同室となったおじさん「歯軋り」に悩まされる。
8月3日(水)晴れ、曇り −白馬へ−
毎日、4時半までには出発。1ピッチ目、岩永遅れる。宍戸夫人の「お父さん、早いわよ。」の声に助けられる。天狗の庭から雪倉、朝日が見える。白馬大池でコーヒーを沸かす。お花畑がきれいだ。三国境では40年前の3月山本さんリーダーの春山で、強風雪のためテントを飛ばされた場所に立ち感無量。
白馬山頂に立つころにはガスが出てきた。白馬山荘着13:15。山荘は1200〜1500人収容とのこと。レストランあり、乾燥室あり、水は無料など驚くことばかり。白馬山荘は小屋が出来て今年で100周年とのこと。レストランで記念行事をやっていた。
8月4日(木)晴れ、曇り −朝日へ−
白馬山頂で日の出を見て三国境へ下り北の雪倉へ向かう。縦走をしているという感激が蘇ってくる。鉢のコルでは「コマクサ」の群生が見られた。白馬
の近くではロープが張ってあると「コマクサ」があるが、ここではロープがないので踏まないよう注意がいる。雪倉はひと登り。今年は雪が多いためか多くのと
ころで水が流れている。コーヒーを沸かしたり、カキ氷を食べたり、花を愛でたりゆったりとした気分で歩く。水平道から朝日小屋へ。14:40着。この小屋
は女主人だ。なんと飲んだジュースのコップがガラス製、夕食の食器は瀬戸物だった。TV東京のクルーが女主人を撮影していた。9月18日放映だとか。食事
時間が20分しかないこと以外は満足できた。ただし、多くの山小屋は要予約。予約がなくて遅く来た人は冬季小屋に回されていた。我々は8帖の部屋に6人。
8月5日(金)晴れ、曇り −下山、蓮華温泉へ−
朝日まで約300mの登り。たいらなお花畑の頂上ではちょうど日の出だった。西には小朝日の上に影朝日が覆っている光景が見られた。五輪尾根の中
腹を絡んで下る。水場は豊富だ。花園三角点の付近は湿地帯であり、長い木道だ。白高地沢の新しい橋を渡り、一山超えたところでコーヒーを沸かす。瀬戸川を
渡ると最後の登り。 兵馬の平の湿原のあやめがきれいだ。温泉か
ら1時間弱、見に来る価値はある。蓮華温泉に13:40着。汗を流し、着替えをして、露天風呂に一つだけ入って皆の待つこまくさ荘へ。
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<感想>
◆23M岩永
歩いている時間はほぼコースタイム通り。宍戸さんのペースの良さと宍戸夫人の 健脚ぶりには脱帽。あまり早く小屋に着きすぎるので長い休みをとって時間
を調 整した。 雪倉から先は私にとって初めての地域だったが花が多く人も少なくいいところだ。皆さんありがとうございました。
◆20M宍戸
久しぶりに天候に恵まれた山行で、花と雪渓を大いに楽しむことが出来ました。それでも、9時を過ぎるとガスが上がってきて、昼頃には視界が悪くなりました。改めて、朝の早立ちが大切だと実感しました。
◆23M山本
好天と素晴らしい仲間に恵まれて、懐かしい白馬の稜線を又歩くことが出来、とても幸せでした。 初めての雪倉岳と朝日岳も大きくて存在感があり、花々も多くとても素晴らしい山でした。 とにかく満足感一杯の縦走でした。 皆さん、ありがとうございました。
天狗の庭から雪倉・朝日のパノラマ