八ヶ岳編笠山        23M 山本

10月30日に八ヶ岳の編笠山に登ってきました。 当日は快晴微風、しかも前日の強
風で塵もすっかり払われて視界も良く、素晴らしい晩秋の山を満喫することができました。
コースは、観音平に車を置き押手川から直接編笠山に登り、帰りは青年小屋経由で押手川
に出て観音平に戻るという短い行程。

麓の紅葉(黄葉)も見事でしたが、夏には鬱蒼としている登山道も広葉樹の黄色や赤の
葉越しに陽が差し込みとても明るく華やかでした。 また、足元も所々枯葉の絨毯が敷き
詰められ、柔らかな感触が心地よいものでした。
 頂上では素晴らしい大パノラマを満喫することができました。 赤岳やすぐ手前のギボ
シ、権現岳はあまりに近過ぎ、また光を浴びて平面的にさえ見えました。南から北西へか
けては富士はもちろん、形の良い甲斐駒、北岳の稜線、御岳山、乗鞍と続き、諏訪湖越し
には穂高から槍までの見慣れたスカイライン、さらにその右に立山、剣、後立山の峰々が
続き、遠く白馬まで遮るもののない大パノラマ。 肉眼や双眼鏡で何度も飽かずに眺め、
結局1時間半も時の経つのを忘れてのノービングとなってしまいました。
 帰りはテトラポットの上を跳び歩くように岩伝いに青年小屋まで下りましたが、そこで
香りに誘われて一杯400円の高いコーヒーを飲んでしまいました。 小屋はあと一週間で
閉めるとのことでした。 青年小屋からは再び樹林帯の中を押手川に出て、来た道を観音
平まで戻りましたが、帰りの道では木漏れ陽を浴びながら一人で何度も満足感を反芻した
次第です。


○ 日時     2003年10月30日(木)
○ メンバー   山本(23M)
○ コースタイム
  観音平 発  07:25
  雲海     08:10 〜 08:20
  押手川    08:55 〜 09:10
  編笠山頂上  10:15 〜 11:45
  青年小屋   12:10 〜 12:30
  押手川    13:25 〜 13:35
  観音平 着  14:35


清泉寮ブリッジショップより

観音平より編笠山

観音平より南ア

富士山

編笠山頂より甲斐駒ヶ岳 北岳

編笠山頂より御嶽山

編笠山頂より槍穂

編笠山頂より立山 後立山 白馬

編笠山頂より蓼科

編笠山頂より観音平(左下)

観音平よりパノラマ


編笠山頂よりパノラマ


編笠山より南ア